阪神・ケラーが2点差追いつかれ 矢野監督「直球の角度や質はちょっとよくなかったと受け止めている」

[ 2022年9月3日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2ー2巨人 ( 2022年9月2日    甲子園 )

<神・巨>9回無死一、三塁、若林に中犠飛を浴びたケラー(撮影・坂田 高浩) 
Photo By スポニチ

 阪神2点優勢の9回。守護神復帰後3戦目のケラーがセーブ機会で失敗した。連打で無死一、三塁を招き、若林の中犠飛で1点差。6月10日オリックス戦以来、実に18試合ぶりの失点だった。狂った歯車を戻せず、2死一、二塁から中島に左前へ同点打を浴びた。

 最近の安定感を思えば想定外。矢野監督は「あそこまでいったんで勝ちたかったし、悔しい。バッターが対応をしているということは、今日の(直球の)角度や質はちょっとよくなかったと受け止めている」と唇をかんだ。

 1試合被安打4は、2被弾3失点で敗戦投手になった3月25日のヤクルトとの開幕戦以来2度目。いずれも150キロ超えの直球を捉えられた。序盤の悪夢を払拭する働きを続けてきただけに、早急な切り替えが求められる。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月3日のニュース