都八王子北・山越が5回ノーノー 打線も爆発14点で援護

[ 2022年7月19日 04:00 ]

第104回全国高校野球選手権西東京大会3回戦   都八王子北14ー0都武蔵野北 ( 2022年7月18日    スリーボンド八王子 )

<都武蔵野北・都八王子北>5回参考記録ながらノーヒットノーランを達成した都八王子北の先発・山越(撮影・木村 揚輔)
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 公式戦初登板となった背番号「6」が大仕事だ。都八王子北の山越巧夢(2年)が5回参考ながらノーヒットノーランを達成。チームを4回戦に導いた右腕は「自分たちのチームの目標はベスト8。相手を倒せたらと思います」と力を込めた。

 内田健太郎監督は山越の先発起用に数日、頭を悩ませた。練習試合では多くの登板経験があるが公式戦はなし。最後は山越の気持ちの強さに懸けた。そんな指揮官の思いに応えた山越の快投に打線も奮起し、14安打で14得点。冬場に打撃力と同時に足腰を鍛えるために行った「連続ティー打撃」も実を結んだ。

 自己評価は「90点」で「変化球がちょっと甘く入った」と反省も忘れない。妥協することなく、次戦への準備をする。

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2022年7月19日のニュース