ヤクルト6連敗でストップ 小沢が6回無失点でプロ2勝目 武岡は3打点と美守

[ 2022年7月19日 21:13 ]

セ・リーグ   ヤクルト5─3巨人 ( 2022年7月18日    神宮 )

<ヤ・巨>5回、ナインに声をかける先発の小沢(撮影・河野 光希)
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 コロナ禍に襲われた首位・ヤクルトは19日に巨人と神宮で対戦。先発の小沢怜史投手(24)が6回5安打無失点の好投で、チームの連敗を6で止めた。松元ユウイチ監督代行(41)は初勝利となった。

 小沢は初回に2三振を奪い3者凡退と絶好の立ち上がり。2回は2死一、二塁と走者を背負ったが、3つのアウトすべてを三振で奪った。4回2死満塁のピンチも戸郷を二ゴロ併殺。5回も先頭の吉川に中前打で出塁を許したが、続く北村の中前へ抜けようかという当たりを二塁手の武岡がダイビングで捕球し、そのまま二塁へグラブトスをし、併殺を完成させるなど、バックも盛り立てた。

 打線は2回に村上の右前打、サンタナの四球で無死一、二塁とし、オスナが左翼へ適時二塁打して先制。さらに武岡の二ゴロの間に三塁走者が生還した。5回にも古賀の右翼への適時二塁打で1点を追加。6回2死満塁では、武岡の二塁内野安打で2者が生還してリードを広げた。

 小沢は日大三島から15年ドラフト2位でソフトバンクに入団も、20年オフに戦力外に。トライアウトを経てヤクルト入りした。昨年秋に横手投げへフォームを変更、6月26日に育成から支配下登録され、同日の巨人戦で移籍後初登板。7月3日のDeNA戦でプロ初先発初勝利を挙げた。これで通算2勝目。プロ7年目の苦労人が、チームを救った。

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