エンゼルス大谷 球宴は「1番・DH」で打者専念 「本塁打を狙ってしっかりスイングしたい」

[ 2022年7月19日 06:11 ]

オールスター戦の前日会見に臨む大谷(右)と水原一平通訳(撮影・柳原 直之)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が19日(日本時間20日)のオールスター戦(ドジャースタジアム)で「1番・DH」でスタメン出場することが発表された。

 前日会見に望んだ大谷は、オールスター戦での登板機会について「明日は今のところは投げないですね。後半戦1戦目(22日=同23日の敵地ブレーブス戦)にたぶん投げるので。そこに合わせるために中2日だと少し不安があるので」と、登板自体を回避する意向。招待されていた本塁打競争の不参加についても「そうですね、運動量的にちょっと多くなるので。去年は分からなかったので。稼働時間が少し長かったかな」と理由を語った。

 一方、「1番打者としての意気込み」について問われると「僕、一番なんですか?今、知りました」と驚き、周囲は爆笑。ナ・リーグの先発左腕カーショーに対し通算8打数無安打で「ついこの間、(打席に)立ったんですけど素晴らしい投手なので。この間打てなかったので、しっかり自分のスイングをできるように頑張りたい」と力を込め、「打者として出るのでホームランを狙ってしっかりスイングしたい」と珍しく本塁打宣言も飛び出し、終始にこやかな表情だった。

 今回の球宴では大谷の2年連続の登板機会はない予定で、ア・リーグの先発はレイズの左腕マクラナハンが務める。18日(日本時間19日)は本塁打競争が行われる。

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