広島5割復帰ならず 佐々岡監督「先発として最低限の仕事を」 床田の粘投評価も犠打失敗には苦言

[ 2022年7月19日 21:52 ]

セ・リーグ   広島0-3阪神 ( 2022年7月19日    マツダ )

<広・神>2回、梅野に右前適時打を浴び、1失点する床田(撮影・平嶋 理子)
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 広島は今季8度目の零敗に終わり、5割復帰と2位浮上を逃した。

 床田は直球の切れを欠くなど本調子とは言えなかった。2回2死無走者から北條にストレートの四球を与えるなど2死一、三塁を招き、梅野に先制打を献上。3回までに4安打2失点を許す我慢の投球だったものの、何とか立て直して8回7安打3失点と粘りの投球を見せた。

 床田は6敗目を喫しながらも、佐々岡監督から「(床田の調子は)悪いといえば悪かったと思う。最初の先制点も2死から。2者連続三振のあとの四球だったからね。(気持ちが)緩んだわけではないだろうけど、2死無走者からの四球は失点は痛い。それでも8回3失点は悪いなりに抑えたところ」と我慢の投球を評価された。

 一方で、床田は5回無死一塁の打席でバントを失敗して併殺に倒れた。結果的に二塁を1度しか踏めずに敗れただけに、指揮官は「5回に自分の失敗から流れが相手にいったところもある。先発投手として最低限の仕事はしないといけないと思う」と苦言を呈した。

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2022年7月19日のニュース