阪神・ウィルカーソンが約2カ月ぶり5勝目「いい時もあれば、悪い時もある。波があるのも野球」

セ・リーグ   阪神3－0広島 （ 2022年7月19日    マツダ ）

＜広・神＞6回2死一塁、降板となり、ベンチに戻る際に笑みがこぼれるウィルカーソン（撮影・坂田　高浩）
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　阪神先発のウィルカーソンが5回2/3を5安打無失点と好投し、5月27日のロッテ戦以来、約2カ月ぶりの5勝目を挙げた。

　「真っすぐの球速ももう少し出したいなという思いはあるんですけども、でも効果的な球種になるには十分なスピードではありましたし、どの球種もうまく混ぜられたのが良かったと思います」

　ここ5試合は勝利なしと、苦しみ抜いてつかみ取った白星に「力みすぎていたというか、何かこう無駄な力が入っていた部分があると思うので、今日はとにかく楽しもうと。梅野君が非常にいいリードをしてくれましたし、チーム全体で勝ち得た勝利なのかなと思います」と喜んだ。「いい時もあれば、悪い時もある。そういう波があるのも野球だとは思いますけども、やっぱりやることは変わらないので。今後も勝てるようなピッチングを続けられるように頑張りたいと思います」。5月の月間MVP投手が、息を吹き返した。