阪神・佐藤輝　“頑張れよ”近大先輩・糸井の言葉に呼応「闘争心を持って、戻ってくるまで頑張るだけ」

＜広・神　雨天中止＞試合前の国歌斉唱後、バツ印をレフトスタンドのファンに向ける佐藤輝（右は小幡）（撮影・坂田　高浩）
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　阪神・佐藤輝は偉大な先輩から託された思いに奮い立った。登録を外れた糸井からの言葉を明かし、躍動を誓った。

　「“抹消になるから、頑張れよ”と言ってもらった。また戻ってきてくれると思うので、僕はそれまで頑張るだけです」

　近大の先輩にもあたる“超人”は、17日の中日戦後に自身のツイッターで「闘争心は消えない」と投稿。プロ入りから気にかけてくれている背番号7の言葉を引用する形で「闘争心持って、頑張ります」と力を込めた。

　一方で離脱していた大山が戦列に復帰。「打線も活発になると思うので、頼もしいですね」と後ろを打つ主軸の帰還を喜んだ。

　17日は25打席ぶりの適時打を含む3安打で、6月24日以来6度目の猛打賞を記録するなど上り調子。「状態はいいと思うので、いいスイングできるように頑張ります」。広島には開幕から1勝で、敵地では未勝利。雪辱の痛打を浴びせる準備はできている。（阪井　日向）