楽天・大地4安打 「敗戦処理シンガー」の友人ファンキー加藤に“初勝利”届けた

[ 2022年7月19日 05:22 ]

パ・リーグ   楽天8-3オリックス ( 2022年7月18日    楽天生命 )

<楽・オ>勝利を喜び合う鈴木大(中央)ら楽天ナイン(撮影・尾崎 有希)
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 楽天・鈴木大が「呪い」を解いた。4打数4安打1打点の活躍でお立ち台に上がり「やりましたよ、加藤さん!」と声を張り上げた。

 試合後のグラウンド。毎年恒例のファンキー加藤のミニライブが行われた。過去のライブ実施日は6戦全敗。自ら「敗戦処理シンガー」を名乗る友人に悲願の“初勝利”を届けた。初回2死一、二塁で右前に先制適時打。3、5回も右前打を放つと、8回には中前打。11年間変えていない登場曲「FUNKY MONKEY BΛBY’S」の「告白」でモチベーションを高め、快音を連発した。プライベートでも親交を深めてきたが、ロッテ時代の19年は、敵としてライブ実施日の楽天戦で安打を放ち「呪い」に加担した過去もある。この日は勝利に貢献し「加藤さんの前で最高の結果を出せて良かった」と喜んだ。

 ファンキー加藤もライブ中のMCで「苦節8年…。わしほー!ありがとう大地!」と勝利の雄叫び。カード初戦は登場曲を提供する田中将が5勝目。チームは7カードぶりの勝ち越し。もう「疫病ワシ」だなんて言わせない。(重光 晋太郎)

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2022年7月19日のニュース