花巻東・佐々木麟太郎お目覚めの2安打1打点 2度目の夏に「もう1度甲子園に戻りたい」

[ 2022年7月19日 13:57 ]

第104回全国高校野球選手権岩手大会・3回戦   花巻東 8―0 一関二 ( 2022年7月19日    岩手県営 )

<岩手大会 花巻東・一関二>今大会初安打初打点の花巻東・佐々木は大勢の報道時に囲まれインタビューに答える(撮影・尾崎 有希)
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 今春の選抜大会に出場した花巻東は、一関二に8―0で7回コールド勝ちし、準々決勝進出を果たした。

 高校通算73本塁打を誇る佐々木麟太郎は「3番・一塁」で出場し、4打数2安打1打点。今大会初安打、初打点をマークした。試合後の一問一答は以下の通り。

――ベスト8進出決まった。
 「一戦一戦、とにかく勝ってもう一度春の選抜の悔しさを晴らすためにチーム一丸となって戦ってきている。ここからチームとしてもどんどん上げて、さらに自分たちらしく野球をやって、しっかり勝ち抜いていければいいと思います」

――初安打、初打点が出た。
 「なかなか安定しない状態が続いている。とにかく花巻東が勝つことが第一。その勝利に貢献できるように打線みんなでつなぐ意識で、持ち味を生かせていければと思います」

――昨年12月に手術した肩の状態は。
 「徐々に良くなっている感じはします。感覚の違いもある中なんですけど、とにかくこの大会でもう1度甲子園に戻りたいと思っている。自分の体以上にこのチームが勝つために命を捧げて頑張っていきたいと思っています」

――次の試合の意気込みは。
 「先を見ることなく、一戦に勝つために、自分たちの力を発揮して、自分たちらしい野球で勝てればベスト。とにかくそれを目指して調整しながら次の試合も臨んでいきたいです」

――高校通算本塁打は。
 「73本塁打です」

――夏の大会は一味違いますか。
 「やっぱりこの3年生は特別思い入れのある代。チーム全員でプレッシャーを感じている中で、その中でも勝ち抜いていくだけ。とにかくそこに集中していきたいです」

――相手のシフトは。
 「しっかり自分の打撃ができればチームの得点に絡んでいける。ポジショニングをひいている中でもしっかり自分らしい打撃をして打線をつないでいければなと思っています」

――1安打出た時の心境は。
 「自分がヒット打ったということよりも、チームがイニングごとに得点していくという意識でやっていたので、自分の結果よりもチームに得点が入ったことで気持ちが1つ変わりました」

――2安打目は。
 「状態もよくない中で打席ごとに修正できたと思う。次の試合も調整して迎えたいと思います」

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