大商大堺のエース左腕・武田「中盤から自分の投球できた」“省エネ”の91球完投で初戦突破 

[ 2022年7月19日 06:00 ]

第104回全国高校野球選手権大阪大会・2回戦   大商大堺4―3八尾 ( 2022年7月18日    南港中央 )

<大阪大会 八尾・大商大堺> 9回3失点の力投を見せた大商大堺・武田 (撮影・後藤 大輝) 
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 大商大堺のエース左腕・武田桜雅(3年)が91球の省エネで6安打3失点に抑えて完投した。3―3の9回1死三塁では9番打者として右前へ決勝打。投打で初戦突破に導いた。

 「いつも通り、1ボール2ストライクを常につくる投球をしようと心がけていました。中盤からは自分の投球ができたと思います」

 ロッテのスカウトも視察する前で、球速差のある2種類のカーブを巧みに使い、相手打線に的を絞らせず。リードした9回は3人で締めた。

 昨秋府大会5回戦では“横綱”大阪桐蔭に1―8で敗戦。5回4失点の不本意な結果だった。「自信はあります」と再戦の準備はできている。リベンジの時まで負けるわけにはいかない。

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2022年7月19日のニュース