花巻東・佐々木麟太郎が奇策の「シフト」を突破 甲子園まで残り3勝

[ 2022年7月19日 16:17 ]

第104回全国高校野球選手権岩手大会・3回戦   花巻東8―0一関二 ( 2022年7月19日    岩手県営 )

<岩手大会 花巻東・一関二>6回、二塁打を放つ花巻東・佐々木(撮影・尾崎 有希)
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 今春の選抜に出場した花巻東は一関二に8―0で7回コールド勝ちし、準々決勝進出を決めた。

 高校通算73本塁打の佐々木麟太郎(2年)は「3番・一塁」で出場し、4打数2安打1打点。今夏初安打、初打点をマークし「自分の結果よりもチームに得点が入ったことで気持ちが一つ変わりました」と語った。

 一関二の奇策も怪物には通用しなかった。一塁手、二塁手、遊撃手の3選手が一、二塁間に位置する「麟太郎シフト」を突破した。

 4回は右前適時打、6回は右中間に二塁打を放ち「自分の打撃ができればチームの得点に絡んでいける」と強く引っ張るスタイルを貫いた。

 2季連続の甲子園出場まであと3勝に迫り「チームが勝つために命をささげて頑張っていきたい」。日焼けした顔で力強く言った。(柳内 遼平)

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