東海大菅生が15得点快勝発進 DeNA正晃コーチの息子・小池が初打点、昨春以来先発の鈴木泰は5回零封

[ 2022年7月19日 04:00 ]

第104回全国高校野球選手権西東京大会3回戦   東海大菅生15―0明大中野八王子 ( 2022年7月18日    スリーボンド八王子 )

<東海大菅生・明大中野八王子>4回、適時二塁打を放ち、笑顔を見せる東海大菅生・小池(撮影・木村 揚輔)
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 昨年の西東京王者・東海大菅生が15得点を挙げ初戦を突破した。

 正捕手の福原聖矢主将(3年)を捻挫で欠くなか迎えた初戦。右肘の疲労骨折で昨春以来の先発となった鈴木泰成(3年)が序盤から力投すると、副主将の小池祐吏(3年)のバットが火を噴いた。3回に中前打を放つと4回は左越え二塁打で初打点を挙げ「エースが投げた試合は絶対、負けを付けない」と笑顔。プロで通算415安打を放ち、現在はDeNAで1軍外野守備走塁コーチを務める父・正晃氏(42)譲りの勝負強さで試合を決めた。

 鈴木泰は5回1安打無失点。最後は圧巻の3者連続三振で締めた。若林弘泰監督は「70~80点。まだまだこんなものじゃない」と辛めだが頼れる最速148キロ右腕が復活。昨夏に聖地で大阪桐蔭と接戦を演じながら雨天コールドで敗れた悔しさは忘れない。菅生の熱い夏が始まった。(前田 拓磨)

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2022年7月19日のニュース