日本製鉄鹿島・柳内サヨナラ2点二塁打 都市対抗初打席で大仕事

[ 2022年7月19日 04:55 ]

第93回都市対抗野球1回戦   日本製鉄鹿島4―3三菱重工West ( 2022年7月18日    東京D )

<日本製鉄鹿島・三菱重工West>9回、逆転サヨナラ2点適時二塁打を放つ日本製鉄鹿島・柳内(撮影・河野 光希)
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 守備要員が都市対抗初打席で大仕事を成し遂げた。日本製鉄鹿島は1点を追う9回1死満塁から入社3年目の柳内が右越えにサヨナラ2点二塁打。8回から途中出場した二塁手は「一瞬、代打(を出される)かと思ったけど…。気分が乗りました」。普段よりバットを短く持ち、早めに始動して直球を捉えた。

 2月後半に左大腿部の肉離れを起こし、北関東予選は守備固めばかり。当初は手術を勧められたが全治1年と言われ、地道なリハビリを選択した。全ては憧れの都市対抗に出場するため。中島彰一監督も「ケガで本当に苦労したけど報われた」と称えた。九州学院出身の25歳はヤクルト・村上の2年先輩。「刺激になります」と目を輝かせ、後輩のように「主役」になった。

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2022年7月19日のニュース