【全仏オープン】西岡は五輪遠のく初戦敗退 次週はツアー下部大会出場「優勝すれば五輪のチャンスある」

[ 2024年5月28日 01:21 ]

テニス全仏オープン第2日 ( 2024年5月27日    パリ・ローランギャロス )

全仏オープンに出場した西岡良仁(AP)
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 男子シングルス1回戦で、世界ランキング70位の西岡良仁(28=ミキハウス)は第21シードのフェリックス・オジェアリアシム(23=カナダ)に2―6、4―6、4―6のストレートで屈した。「相手のサービスゲームを崩せなかった。ブレークできそうなチャンスが2回ぐらいしかなかった。相手は楽に気持ち良くプレーできたと思う」と唇をかんだ。

 前週の大会は1回戦に勝利したものの、体調不良で2回戦を棄権。39度の発熱に加え、腹痛の症状に苦しんだ。体調不良時は水やリンゴ、オートミールを少量だけ口にするのがやっとの状態が続き、本格的に練習を再開できたのは試合2日前。万全の状態にはほど遠く「体力的な問題は感じなかったが、細かい技術的なところでミスが出た」と振り返った。

 昨年16強入りした全仏で初戦敗退。6月10日に発表される世界ランキングで決まるパリ五輪出場権獲得は遠のいた。次週はツアー下部のチャレンジャー大会に出場予定。2大会連続の五輪出場を諦めておらず「(チャレンジャー大会で)優勝できれば、五輪のチャンスある。優勝を一択で狙いにいきたい」と視線を上げた。

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