【テニス全仏OP】錦織 初戦突破も「紙一重」 4時間超えフルセットの死闘に「早くロッカー帰りたい」

[ 2024年5月27日 06:08 ]

テニス全仏オープン第1日 ( 2024年5月26日    パリ・ローランギャロス )

<全仏オープン1回戦>ディアロ戦でショットを放つ錦織(ロイター)

 テニスの全仏オープン(フランス・パリ)が26日に開幕。21年の全米オープン以来3季ぶりの4大大会出場となった世界350位の錦織圭(34=ユニクロ)は、男子シングルス1回戦で同166位ガブリエル・ディアロ(22=カナダ)に苦しみながらも勝利。いきなりの4時間超えマッチとなるフルセットの死闘を3―2で制し、2回戦進出。錦織は試合後「今は早くロッカー帰りたいですね」と疲れ切った様子で話し笑いを誘った。

 4大大会復帰初戦でいきなりの4時間超えマッチを制した錦織は、試合後の気持ちを問われ「今は早くロッカー帰りたいですね(笑)」と笑顔。

 試合途中で心が折れかける場面があったのでは?との質問には「最初の2セットは相手の弱点と言いますか、そこをうまくつけていたな思ったのですが…3セット目からかなりレベルを上げてきて、この試合の中でこれだけアジャストして一気に別人のように強くなったので、負けていてもおかしくない試合でしたね」と返答。続けて「ファイナルセットも紙一重で…この接戦を勝てたことはいい経験値になるかと思います」と話した。

 大会前には「5セットはやりたくないと」と話していた錦織だが、疲労感について「ちょっと様子を見て。多分あんまり…まあ一回、様子をみます」と多くを語らず。最後には「皆さん応援ありがとうございました。え~なんも(コメント)出てこないですね…試合前に思ったんですけど、ちょっと髭を剃るのを忘れていたので、次はちゃんとしたいと思います」と“らしさ全開”で次戦を見据えていた。

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