開会式から一転、閉会式ではマスク着用率がアップ! 一方で密は避けられず……

[ 2021年8月8日 20:55 ]

<閉会式>自撮り棒で撮影するベラルーシの選手ら(AP)
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 開会式から一転、閉会式ではマスク着用率が大幅アップだ。東京五輪は8日、17日間の全日程を終え、無観客の東京・国立競技場で閉会式が行われた。入場時にはノーマスクで写真撮影する選手も見られたが、開会式と比較すればマスクを着用している選手の比率がアップした。

 7月23日の開会式では入場を終えた一部の国の選手団が、ピッチ内の待機場に到着後、次々にマスクを外した。多くの国は記念撮影時のみ外していたが、一部の国はノーマスクが常態化。さらに密になって会話を交わすシーンもあったため、各方面から批判の声が挙がっていた。しかし、大会期間中の感染拡大の影響もあるのか、閉会式では選手の意識も高まったようで、ノーマスクの選手は減少。ただ、会場のキャパシティーの関係もあって、密になるシーンはあちらこちらで見られた。

 大会組織委員会が発表しているアスリート向けの最新プレーブックでは、練習時、競技中、食事中、就寝時、インタビュー時を除いて、マスクの着用を求めている。

 ネット上では「開会式みんなマスクちゃんとつけてきてるね、開会式怒られたからね」「オリンピック関係者の感染率も高くなってるしね」など、安どの声が多数。しかし一方では「こんなに人が集まって大丈夫なの?!せめてマスク外したらダメだよね」「やっぱり気が緩んで浮かれまくってマスク外してる」と指摘する人もいた。

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