大迫傑 現役最後“魂の走り”に感動の声続々 「なんてかっこいい終わり方」「気迫に圧倒された」

[ 2021年8月8日 10:14 ]

<男子マラソン>ラストスパートする大迫(撮影・吉田 剛)
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 東京五輪男子マラソンがきょう8日、札幌市内の周回コースで行われ、前日本記録保持者で今回のレースで現役引退する大迫傑(30=ナイキ)が粘りのレースを見せ6位入賞を果たした。大迫の現役最後の“魂の走り”にツイッター上では「大迫選手」「大迫さん」「大迫6位」「大迫くん」がトレンド入り。ねぎらう声が多く寄せられた。

 30キロまで先頭集団でレースを進めた。30キロ過ぎにペースアップしたところで集団から離れたが、35キロ過ぎに2人を抜いて6位浮上。ゴール前の直線では、ガッツポーズを見せつつ、沿道の歓声に手を上げて応えながら笑顔でゴールに飛び込んだ。

 7月29日に今レースで現役を引退することを発表。米国を拠点とし、18年のシカゴマラソン、20年の東京マラソンで2度、日本記録を更新し、日本のマラソン界をけん引してきた男が、集大成と位置付けた大一番で力走した。

 大迫の現役最後の“魂の走り”にネット上では「もっともっと走る姿を見ていたい」「信念を持った大迫選手の走りは本当に凄かった」「夢をみせてくれてありがとう」「終始、気迫に圧倒されるランだった」「彼らしい潔さに改めて感動」「最後までかっこよかった」「やりきることの大切さを再確認させてくれる」「なんてかっこいい終わり方だろう」「最高の走りを見せてくれてありがとう」という声が寄せられた。

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