銀メダルのオコエ桃仁花は米国称える「世界女王の高い壁。届かない場所」

[ 2021年8月8日 14:36 ]

東京五輪 女子バスケットボール決勝 ( 2021年8月8日    さいたまスーパーアリーナ )

ゴール下で競り合うオコエ桃仁花(AP)
Photo By AP

 決勝で米国に75―90で敗れたオコエ桃仁花(22=富士通)は「世界女王の高い壁を感じた。予選とは戦い方が違って、届かない場所にあると思った」と淡々と語った。

 17分58秒のプレー時間で、ゴール成功は6本中1本。スティールされる場面もあり、7連覇を果たした女王の圧力に屈した。「やりたいオフェンスができなかった。ガードだけが攻める形になってしまった」と肩を落とした。

 プロ野球楽天の兄・オコエ瑠偉からは毎日のように連絡を受け、エールをもらっていたという。「五輪に出ているだけで誇りと言ってもらった」と語りつつ、「兄の背中を見て育った。一緒に五輪に出たかったが、これからあと何年もある。同じ舞台に立ちたい」と更なる活躍を誓った。

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2021年8月8日のニュース