須崎優衣、10歳の私へ「声を掛けられるとしたら」 過去の自分からの手紙へ返事

[ 2021年8月8日 10:51 ]

金メダルを手に笑顔の須崎(AP)
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 東京五輪レスリング女子50キロ級で金メダルを獲得した須崎優衣(22=早大)が8日、都内で会見を行った。頂点に立ってから一夜。子どもの頃からの夢だった初の大舞台を終え、心境を語った。

 開会式では日本選手団旗手の大役を任された須崎。金メダルを首にかけ、充実した表情で登壇し「東京五輪で金メダルを獲れたんだっていう実感が湧いてきました」と喜びを口にした。

 10歳の時には「20才の優衣へ」と題した手紙で、こう記していた。「オリンピックに行けるよう願います」。夢舞台に立ち、見事に金メダル。須崎は10歳の時の自分へ「声を掛けられるとしたら、夢がかなったよって声を掛けてあげたい」と笑顔を見せた。

 今後については「東京五輪に全てを懸けてやってきたので、ちょっと休んでから、もっともっと強くなってさらなる高みを目指したい」と語った。

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2021年8月8日のニュース