大迫が日本人トップの6位でゴール、優勝は世界記録保持者・キプチョゲ 男子マラソン

[ 2021年8月8日 09:12 ]

東京五輪第17日 陸上男子マラソン ( 2021年8月8日    札幌市内 )

<男子マラソン>ラストスパートする大迫(撮影・吉田 剛)
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 東京五輪男子マラソンが8日、札幌市内の周回コースで行われ、大迫傑(30=ナイキ)が2時間10分41秒で日本人トップの6位でゴールした。優勝は、2時間08分38秒の世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ(ケニア)で、リオデジャネイロ五輪に続いて2大会連続の金メダルに輝いた。中村匠吾(28=富士通)は2時間22分23秒で62位、服部勇馬(27=トヨタ自動車)は2時間30分08秒で73位だった。

 大迫は先頭集団でレースを進め、中間点を1時間05分17秒で通過。30キロ過ぎに集団から遅れ始めたが、粘りを見せて、遅れて来た選手を拾って順位を上げていった。

 中村は序盤から第2集団でレースを進め、服部勇馬(27=トヨタ自動車)は20キロ付近で先頭集団から遅れた。

 前日7日の女子マラソンは暑さを考慮して、予定より1時間前倒しして、午前6時スタートに変更されたが、男子マラソンは予定通りに7時にスタート。組織委員会によると、世界陸連(WA)と協議を行い、暑さの心配がないことから変更はなかった。

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