萌寧も学んだ!!オーストラリアからヘッドコーチ招へい 日本ゴルフ協会の強化プログラム結実

[ 2021年8月8日 05:30 ]

東京五輪第16日 ゴルフ女子最終日 ( 2021年8月7日    埼玉・霞ケ関CC=6648ヤード、パー71 )

<女子ゴルフ最終日>銀メダルを手に笑顔を見せる稲見(撮影・会津 智海)
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 日本ゴルフ協会(JGA)の選手強化プログラムが実った。14年に長野で開催された世界アマチュア選手権で日本は個人、団体で惨敗した。JGAは15年、東京五輪でのメダル獲得を目指し、オーストラリア協会のガレス・ジョーンズ氏をナショナルチームのヘッドコーチに招へいした。

 ジョーンズ氏はマネジメントの重要性を説き、練習ラウンドでコースの詳細な情報を収集しヤーデージブックに書くよう教えた。16年にナショナルチーム入りした稲見も「グリーンの傾斜、風向き、ターゲットエリアなどをメモしていた」(ジョーンズ氏)と言う。稲見はパットの前にラインをまたぎ、指を立ててカップを見る。足の裏で傾斜を感じ、その感覚を生かし打つ方向を決める「エイムポイント」だ。この方法を伝授したのもジョーンズ氏。「今でもこのラインの読み方を続けているのはうれしい」と話し「この結果は萌寧の高い技術力を反映したもの。世界レベルの選手であることを証明した」と愛弟子に賛辞を贈った。

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2021年8月8日のニュース