【日本人メダリスト一覧】金27個、総数58個は史上最多! パリ五輪も日本勢の活躍に期待!

[ 2021年8月8日 18:27 ]

東京五輪第17日 閉会式 ( 2021年8月8日    オリンピックスタジアム )

<日本・米国>金メダル獲得に喜びを爆発させる上野(右から3人目)ら日本ナイン(撮影・北條 貴史)
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 史上初の1年延期を経た東京五輪は、8日の閉会式をもって17日間の戦いを終えて閉幕する。

 日本は、金27個、銀14個、銅17個で、大会を通じて58個のメダルを獲得。金メダル総数、メダル総数ともに史上最多を大幅に更新した。

 お家芸の柔道では、男子66キロ級の阿部一二三、妹で女子52キロ級の詩が、兄妹同日Vを達成するなど日本選手団に火をつけた。また、レスリングも女子で57キロ級の川井梨紗子、62キロ級の友香子が姉妹V。他には、卓球の混合ダブルスで水谷隼・伊藤美誠組が同競技初の金メダルを獲得した。

 体操では橋本大輝が個人総合と種目別鉄棒を制し、競泳では大橋悠依が女子個人メドレー2冠を獲得した。

 また、5つの新競技では全てメダルを獲得した。特に目覚ましい成果を上げたのが「スケートボード」で、4種目12人のメダリストのうち5人が日本勢。女子ストリートで13歳の西矢椛が日本勢最年少金メダリストとなった。「スポーツクライミング」や「サーフィン」も金メダル獲得こそならなかったものの、大きく認知度を上げた。3大会ぶりに復活した「野球・ソフトボール」は、ともに日本と米国でワンツーフィニッシュ。開催国のアドバンテージを十分に生かしたとも言えそうだ。

 24年パリ五輪では野球・ソフトボールと空手が再び実施競技から外れ、新たにブレイクダンスが追加される。

【金】
高藤 直寿(柔道・男子60キロ級)
大橋 悠依(競泳・女子400メートル個人メドレー)
     (競泳・女子200メートル個人メドレー)
堀米 雄斗(スケートボード・男子ストリート)
阿部  詩(柔道・女子52キロ級)
阿部一二三(柔道・男子66キロ級)
西矢  椛(スケートボード・女子ストリート)
大野 将平(柔道・男子73キロ級)
水谷隼・伊藤美誠(卓球・混合ダブルス)
永瀬 貴規(柔道・男子81キロ級)
ソフトボール
新井 千鶴(柔道・女子70キロ級)
橋本 大輝(体操・男子個人総合)
     (体操・男子鉄棒)
浜田 尚里(柔道・女子78キロ級)
ウルフ・アロン(柔道・男子100キロ級)
素根  輝(柔道・女子78キロ超級)
フェンシング(男子エペ団体)
入江 聖奈(ボクシング・女子フェザー級)
四十住さくら(スケートボード・女子パーク)
川井友香子(レスリング・女子62キロ級)
川井梨紗子(レスリング・女子57キロ級)
喜友名 諒(空手・男子形)
向田 真優(レスリング・女子53キロ級)
乙黒 拓斗(レスリング・男子フリー65キロ級)
須崎 優衣(レスリング・女子50キロ級)
野   球

【銀】
渡名喜風南(柔道・女子48キロ級)
体   操(男子団体総合)
五十嵐カノア(サーフィン・男子)
本多  灯(競泳・男子200メートルバタフライ)
柔   道(混合団体)
文田健一郎(レスリング・男子グレコ60キロ級)
開  心那(スケートボード・女子パーク)
池田 向希(陸上・男子20キロ競歩)
清水 希容(空手・女子形)
卓   球(女子団体)
野中 生萌(スポーツクライミング・女子複合)
稲見 萌寧(ゴルフ・女子)
バスケットボール(女子)
梶原 悠未(自転車・トラック女子オムニアム)

【銅】
中山 楓奈(スケートボード・女子ストリート)
アーチェリー(男子団体)
芳田  司(柔道・女子57キロ級)
都筑有夢路(サーフィン・女子)
安藤美希子(重量挙げ・女子59キロ級)
伊藤 美誠(卓球・女子シングルス)
渡辺勇大・東野有紗(バドミントン・混合ダブルス)
古川 高晴(アーチェリー・男子個人)
萱  和磨(体操・男子あん馬)
村上 茉愛(体操・女子床運動)
尾比久翔平(レスリング・男子グレコ77キロ級)
並木 月海(ボクシング・女子フライ級)
田中 亮明(ボクシング・男子フライ級)
山西 利和(陸上・男子20キロ競歩)
卓   球(男子団体)
野口 啓代(スポーツクライミング・女子複合)
荒賀龍太郎(空手・男子組手75キロ超級)

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