女子バスケ 米国と決戦 ジャイキリ起こせるか 格上撃破のカギ握る“生命線”3点シュート

[ 2021年8月8日 11:14 ]

準決勝で劇的な勝利を収めた女子バスケットボールの日本代表(AP)
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 男女通じて日本バスケットボール界初の表彰台となる銀メダル以上が確定している女子日本代表(世界ランク10位)は8日午前11時半開始の決勝で7連覇を目指す米国(同1位)と対戦する。

 格上撃破のカギを握るのが生命線の3点シュートだ。準決勝終了時で日本の1試合平均の3点シュート試投数は31・5本で出場12チーム中トップ。2位で並ぶオーストラリア、プエルトリコの27本を大きく上回る。成功率40・5%も2位中国の37・5%を上回り唯一40%台を叩き出している。69―86で敗れた1次リーグの米国戦の3点シュートは38本試投して成功は10本。成功率26・3%に低迷したことが敗因だった。裏を返せば外からのシュートが効果的に決まれば、17点差のビハインドが埋まる可能性は十分だ。英ブックメーカー・ウィリアムヒルの倍率は米国勝利が1・05倍で日本勝利は11倍。速さ、運動量、3点シュートを駆使したスタイルで、絶対女王を相手にジャイアントキリングを起こせるか。

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2021年8月8日のニュース