ロコ・ソラーレ 現地入り後の中止に無念 カーリング女子世界選手権

[ 2020年3月13日 17:41 ]

 世界カーリング連盟は12日、カナダのプリンスジョージで14日に開幕予定だった女子世界選手権を、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止すると発表した。日本代表で2018年平昌冬季五輪銅メダルのロコ・ソラーレは既に現地入りしており、スキップの藤沢は「こんなことがあるとは…。残念としか言いようがない。スタッフの方が直前まで開催へ頑張ってくれていたので」と肩を落とした。

 22年北京五輪出場枠にもつながる大会。ロコ・ソラーレは銀メダルだった16年大会以来の出場になるはずだった。サードの吉田知は「仕方ない。前回はダークホースな感じで、今回は勝つ覚悟も準備もしてきただけに悲しい」と語った。

 リードの吉田夕は「4年前より強い姿を見せられる自信もあった。選手の体が一番という判断は理解できる」と話し、セカンドの鈴木は「大会に向けた準備を、次のチャンスに生かせるようにできれば」と前を向いた。(共同)

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2020年3月13日のニュース