御嶽海、一気の寄りで大関下す 相手の相撲に合わせず「自分の高さで」

[ 2020年3月13日 05:30 ]

大相撲春場所5日目 ( 2020年3月12日    エディオンアリーナ大阪 )

貴景勝(右)を寄り切る御嶽海(左)(撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 御嶽海が会心の相撲で大関・貴景勝を破った。相手の当たりを受け止めて浅いもろ差しになり、一気に前に出ながら左はずで上体を起こした。「両方入ると思ったので」とイメージ通りの内容。貴景勝の低い立ち合いにも「合わせちゃうと力が出ないから、自分の高さで取らないと」と自分の相撲を貫いて白星をつかんだ。

 6日目は大関獲りの朝乃山との全勝対決。17場所連続で維持した三役から落ちて2場所目で、再び脚光を浴びるチャンスを迎えている。

続きを表示

2020年3月13日のニュース