【荒磯親方 真眼】頭を下げるから脇が空く…こんな貴景勝見たことない

[ 2020年3月13日 07:00 ]

大相撲春場所5日目 ( 2020年3月12日    エディオンアリーナ大阪 )

御嶽海(手前)に寄り切られた貴景勝(撮影・亀井 直樹)
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 御嶽海に敗れた貴景勝は自滅した感じです。立ち合いは頭から行きましたが、元々頭を下げて立つような力士ではありません。頭を下げるから脇が空いてしまいました。対戦成績は7勝7敗でしたが、苦手意識があったのかもしれません。

 普通の力士であれば頭を下げて懐をつくって押していくというのが当たり前のことですが、貴景勝は今までとは違う押し相撲です。腰が決まってからおなかを出して下から上に押していくという相撲。御嶽海は体を合わせるのがうまいので、腰が引けてしまうと左のはずもしっかり入れられてしまいました。見たことのないような相撲で、私もびっくりしました。ここまでの相撲も腰が割り切れておらず、おなかも出し切れていません。それができていない分、軽さが出ています。

 御嶽海は左はずが入ったあとにしっかり腰をぶつけていました。あれが彼の相撲。ちょっとした弱点も突いていけているので体の動きはいいと思います。 (元横綱・稀勢の里)

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