日本 エクアドルに3連敗でデ杯本選出場逃す 内山組、左利きペアに苦戦、好機生かせず

[ 2020年3月8日 05:30 ]

男子テニス国別対抗戦デビス杯予選最終日 ( 2020年3月7日    兵庫県三木市ブルボンビーンズドーム )

エクアドルに3連敗して本戦進出を逃し、あいさつする錦織圭(左から2人目)ら。試合は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け無観客で行われた
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 日本はエクアドルと対戦し、ダブルスでマクラクラン勉(27=イカイ)内山靖崇(27=北日本物産)組がゴンサロ・エスコバル(31)ディエゴ・イダルゴ(26)組に6―7、3―6で敗れた。シングルス2試合を落とした前日から3連敗で敗退。本戦(11月、マドリード)進出を逃し、9月に開催される1つ下のカテゴリーのワールドグループ1部に降格する。試合は新型コロナウイルス感染拡大で、無観客で実施。右肘手術明けの錦織圭(30=日清食品)は控えに回り出場しなかった。

 日本は勝負強さを欠いた。マクラクラン、内山組は、珍しい左利きペアに苦戦。第1セット第12ゲームで3度のセットポイントの好機を生かせなかった。計8度ブレークポイントを握りながら一度もブレークできなかった。ホームの後押しがない無観客の影響もあり、前日のシングルス2試合の悪い流れを断ち切れないまま3連敗。3試合で計4度あったタイブレークを全て落とした。岩渕監督は「相手の情報は映像で分析したが、想定以上のプレーをされた」とミスが少なかった相手に脱帽。2敗した内山は「勝ち星を期待された中で申し訳ない」と責任を背負い込んだ。

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