男女マラソン・ラスト切符“ほぼ同時決定 ”一山のゴール&大迫の記録経過が同タイミング

[ 2020年3月8日 13:07 ]

<名古屋ウィメンズマラソン>2時間20分29秒で優勝し、五輪内定を決めガッツポーズする一山麻緒(撮影・椎名 航)
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 東京五輪男女マラソンのラスト1枠を争う最終決戦、びわ湖毎日マラソン(滋賀・大津市皇子山陸上競技場発着=42・195キロ)と名古屋ウィメンズマラソン(名古屋市のナゴヤドーム発着=42・195キロ)はともに8日に行われ、それぞれのラスト1枠は、ほぼ“同時間”に大迫傑(28=ナイキ)と、一山麻緒(22=ワコール)に決まった。

 びわ湖毎日は、ピストル機材トラブルによるアクシデントが発生したため、予定の午前9時15分より、10分遅れの号砲。さらに、降雨という悪条件も重なり、作田直也(25=JR東日本)が2時間8分59秒で日本人トップになったが、大迫が1日の東京マラソンで出した2時間5分29秒の日本記録には3分30秒届かなかった。大迫のタイム、2時間5分29秒を過ぎた瞬間は、午前11時30分過ぎだった。

 一方、午前9時10分にスタートした名古屋ウィメンズでは、一山が序盤から先頭集団の中心を走り、日本歴代4位の2時間20分29秒で優勝。五輪代表条件「日本人トップで2時間21分47秒突破」を達成したのも午前11時30分過ぎで、男女五輪最後の1枠は、ほぼ同じタイミングで決まった。

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2020年3月8日のニュース