名古屋ウィメンズマラソンがスタート、一山、福士、岩出ら先頭集団33分19秒で10キロ通過

＜名古屋ウィメンズマラソン＞沿道に観客がいない中、スタートする選手（撮影・椎名　航）
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　東京五輪マラソン女子代表の残り1枠を争うMGCファイナルチャレンジの最終戦、名古屋ウィメンズマラソンが8日午前9時10分、名古屋市のナゴヤドーム発着の42・195キロでスタートした。今年のレースは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、一般ランナーは参加せず、「エリートランナー」枠の選手のみで実施された。

　10キロ地点通過は、安藤友香（25＝ワコール）、福士加代子（37＝ワコール）、一山麻緒（22＝ワコール）、野上恵子（34＝十八銀行）、岩出玲亜（25＝アンダーアーマー）、池満綾乃（28＝鹿児島銀行）らの第1集団が33分19秒（1キロ3分21～22秒）で、ターゲットとするゴールタイムは2時間20分台。五輪代表最低条件の2時間21分47秒を上回るペースとなっている。

　MGCファイナルチャレンジ第2戦となった大阪国際女子マラソンで松田瑞生（ダイハツ）が2時間21分47秒で優勝しており、今大会で五輪代表切符を勝ち取るには、日本人トップで松田の記録を上回わらなければならない。