稀勢の里 先代鳴戸親方への思いを語り涙「感謝伝えたい」 横綱の地位は「自分を変えてくれた」

[ 2019年1月16日 16:49 ]

引退会見を行う稀勢の里(撮影・村上 大輔)
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 大相撲の第72代横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が16日、両国国技館で会見を開き、現役を引退することを発表した。進退を懸けて初場所に臨んでいた稀勢の里だが、初日から3連敗。昨年秋場所千秋楽から不戦敗を除いて8連敗となり、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降の横綱では貴乃花を抜いてワースト記録を更新していた。

 稀勢の里は17年初場所で新入幕から73場所目にして初優勝し、横綱に昇進。19年ぶりの日本出身横綱の誕生とあって、日本中が「稀勢の里フィーバー」に沸いた。

 稀勢の里の入門時の師匠で2011年に急逝した先代の鳴戸親方への思いを聞かれ、「先代は稽古場というものを大事にしていた。稽古場の大事さを次の世代の力士たちに教えていきたい。先代には感謝の気持ちを伝えたい」と涙で語った。先代の鳴門親方が「大関と横綱で見える景色が違う」と語っていたことについては「大関と横綱というのはまったく違うものでした。まだまだ先代が見てた景色は見られなかったです」と絞り出した。

 改めて横綱という地位について「自分自身を変えてくれました」と涙ながらに答えた。

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