稀勢の里と同じケガで引退 柔道・井上康生監督は「後悔」

[ 2019年1月16日 18:19 ]

プライベートで親交のある稀勢の里にねぎらいの言葉を贈った柔道男子日本代表の井上康生監督
Photo By スポニチ

 柔道男子日本代表の井上康生監督(40)が16日、プライベートで親交がある大相撲の横綱・稀勢の里の引退に際し、後悔の思いを吐露した。東京都内で行っている強化合宿で取材に応じ、「まずはケガを負って苦しい戦いの連続だったにも関わらず、言い訳一つせずに最後まで戦い抜いたのは、本当に素晴らしかったと思うし、心からお疲れ様という言葉しかないと思います」とねぎらいの言葉を贈った。

 現役時代は柔道界の国民的ヒーローだった井上監督が後悔する理由は、稀勢の里と同様に大胸筋のケガが引き金となった自身の引退経緯にある。2、3年前に知り合ってからは何度も会話を交わす機会があったようで、横綱が大胸筋断裂を負ってからは、自然とケガが話題に上ることが多かったという。

 柔道界と大相撲界では取り巻く環境が異なるが、井上監督は「大胸筋断裂の“先輩”として、ケガを治すこと、休養すること、手術を含めて、強く説明しきれなかった。その部分の後悔というか、申し訳なさ、悔しさは若干あります」と吐露。その立場ゆえに完治しないまま土俵に立ち続け、結果的に横綱として短命に終わったことに後悔の念を募らせた。

 稀勢の里からは16日午前中にメールで引退の報告があったという。その際の返信で「伝えさせてもらいました」と自分自身の後悔を表明したという井上監督。「どちらにしても、最後まで横綱としてまっとうした姿は立派だったと思っています」と慰労の言葉が尽きることはなかった。

続きを表示

「大坂なおみ」特集記事

「羽生結弦」特集記事

2019年1月16日のニュース