稀勢の里 昨夜、田子ノ浦親方に「引退させてください」 思うような相撲取れず決断 4日目は出場せず

[ 2019年1月16日 09:04 ]

栃煌山(右)に寄り切りで敗れた稀勢の里(撮影・島崎忠彦)
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 横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)がついに現役引退を決断した。師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)が16日、明らかにした。進退を懸けて初場所に臨んでいた稀勢の里だが、初日から3連敗。昨年秋場所千秋楽から不戦敗を除いて8連敗となり、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降の横綱では貴乃花を抜いてワースト記録を更新していた。

 田子ノ浦親方は「(初場所4日目は)出場しません。今日で稀勢の里は引退します」と発表。「本人から昨日話を聞きまして、本人が決めました」とし、「理由というのは深くは語っていないですけど、思ったような相撲が取れていないということ。全力では取っていましたけど」と稀勢の里とのやりとりを明かした。稀勢の里の「引退させてください」という言葉には「ごくろうさん」と答えたという。今後の身の振り方については「まだ話していない」とした。

 看板力士として抜群の人気を誇り、相撲界を支えてきた和製横綱だが、ケガに泣き横綱在位は12場所。在位15場所だった入門時の師匠・鳴戸親方(元横綱・隆の里)同様、横綱の地位を長く務めることはできなかった。引退の決断の時期については「本人も思うところあったと思いますし、そう簡単に決断したわけではないと思う」と説明した。

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