錦織、冷や汗発進 相手棄権で命拾い「もし元気だったら危なかった」

[ 2019年1月16日 05:30 ]

テニス全豪オープン第2日 ( 2019年1月15日    オーストラリア・メルボルンパーク )

男子シングルス1回戦でリターンする錦織
Photo By 共同

 男子シングルス1回戦で第8シードの錦織圭(29=日清食品)は、世界ランク176位のカミル・マイクシャク(23=ポーランド)に勝利した。3―6、6―7、6―0、6―2、3―0となった時点で、相手が棄権した。

 厳しい展開の中、相手に異変が生じた。錦織が2セットを先取されて迎えた第3セットの開始直後。首をかしげながら手首を振る動作を見せていたマイクシャクがダブルフォールトを犯した。右手と脚が痙攣(けいれん)。第3セット以降のダブルフォールトは7回を数え、足も運べなくなった。思うように体が動かず、第5セット途中で棄権。相手のトラブルに救われた錦織は「もし(最後まで)元気だったら危なかった」と肝を冷やした。

 予選を勝ち上がり4大大会に初出場した23歳の若手に押された。最速200キロを超えるサーブに苦しみ、強烈なバックハンドを厳しいコースに打ち込まれた。第1セットで先にブレークを許し、第2セットもタイブレークの末に落とした。「凄く良い選手。正直、かなりびっくりした。内容的には(世界ランキングの)15とか30にいてもおかしくない」。すぐに棄権を申し出ず、ギリギリまで勝利の可能性を探った相手を称えた。

 17日の2回戦ではカロビッチと対戦。身長2メートル11のビッグサーバーには過去2勝2敗と苦戦しており「あまり好きな相手ではない。リターンだったり自分のサービスゲームでしっかりプレーできるようにしたい」とイメージを膨らませた。この日の試合時間は2時間48分。「2セットを取られて早く終わったのは良かったが、終わり方が終わり方なんで」と複雑な表情だったが、決勝までの2週間の長丁場を見据えると、第3セット以降を省エネで乗り切れたことはプラス材料だ。

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