負けてもいいから取り続けてほしかった…稀勢引退 大阪の“地元”から惜しむ声

[ 2019年1月16日 18:13 ]

大阪場所の際、稀勢の里がよく訪れた団欒中華「萬集楼」の店長・孔祥勇さん。手形入りサイン色紙を手に
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 16日に引退を発表した大相撲の横綱・稀勢の里が所属した田子の浦部屋の宿舎は大阪メトロ中央線・大阪港駅そばにある築港高野山・釈迦院(大阪市港区)。横綱を応援していたファンが多く「残念で仕方ない」との声が聞かれた。

 稀勢の里が鳴戸部屋(元横綱・隆の里)に入門した当時から、鳴戸親方に連れられて通った団欒中華「萬集楼」の店長・孔祥勇さん(47)によると「部屋の夕食後、夜8時頃に付き人の方と2人で来られてました。おとなしい人という印象が強かったですね。引退は残念。負けてもいいからもっと取り続けてほしかった。3月の大阪場所を楽しみにしてたのに」と表情を曇らせた。

 大阪の宿舎そばにあるお総菜店・店主夫婦は「大関になる前は、唐揚げとかよく買いに来てました。もう少し頑張ってほしかった」とガックリ。宿舎そばのマンションに住む50代主婦は「子供には優しかったけど、寡黙な人でした。初日から身体が重いのかなと主人と話してました。日本人横綱だったし、引退してほしくなかった」と話していた。

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