原大智　銅メダルの実感湧かず「本当に獲ったのかな」

一夜明け会見を行った高梨沙羅（左）と原大智
Photo By スポニチ

　日本選手団メダル１号となったフリースタイルスキー・モーグル男子銅メダルの原大智（２０＝日大）が１３日、ノルディックスキー・ジャンプ女子銅メダルの高梨沙羅（２１＝クラレ）とともに平昌ＪＯＣジャパンハウスで一夜明け会見を行った。

　前夜は疲労感と興奮で眠ることができず、一夜明けても「本当に自分がメダルを獲ったのかな」とまだ実感が湧かないという。Ｗ杯でも表彰台経験がなく、サプライズと言えるメダル奪取。「しゃべったことのない人からもＳＮＳでお祝いメッセージをもらっている。ゆっくりゆっくり返していきたい」と返信が追いつかないほどのお祝いメッセージが届いている。

　東京都渋谷区出身で冬季五輪メダリストとなり、「渋谷区は雪が降らない。雪が降ったら交通マヒ。それでも冬季の種目でメダルを取れたのを誇りに思っている」と疲れた表情の中にも喜びをにじませた。