暁斗「金メダル第1号になれれば」複合個人NH公式練習でも順調

[ 2018年2月13日 21:31 ]

公式練習を行う渡部暁斗
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 ノルディックスキー複合個人ノーマルヒルの出場選手が13日に発表され、日本はソチ冬季五輪銀メダルの渡部暁斗(29=北野建設)のほか、渡部善斗(26=北野建設)山元豪(23=ダイチ)永井秀昭(34=岐阜日野自動車)で臨むことになった。渡部剛弘(24=ガリウム)が外れた。

 13日には公式練習が行われ、ジャンプは強風のため中断を挟みながら実施。3回目に102・5メートルを飛んで全体2位と、順調な仕上がりをアピール。「日本チームにいい流れが来ている。それに僕も乗っていけるようにしたい。まだ金メダルを獲っている人がいないので、第1号になれれば」と語った。

 今季はW杯でシーズン自己最多の5勝をマークし、個人総合は首位。これまでW杯個人総合は2位3度。14年ソチ五輪でも個人ノーマルヒルで銀とあり、悲願の金メダルへの思いも強い。

 鍵は前半飛躍の出来。この日も風が荒れ、条件の当たり外れが大きかっただけに「(影響が)ないとは言い切れない」と苦笑しつつ「いいジャンプをすれば、それなりの位置につけられる」と自信をのぞかせた。

 個人ノーマルヒルは14日午後3時から前半飛躍、同5時45分から後半距離(10キロ)が行われる。

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2018年2月13日のニュース