羽生、連覇へ自信「不安要素ない クリーンに滑れば絶対に勝てる」

[ 2018年2月13日 11:16 ]

練習後の会見で質問に答える羽生結弦
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 右足首の負傷から復活を期すフィギュアスケート男子の羽生結弦(23=ANA)が13日、本番会場の江陵アイスアリーナでの公式練習後に記者会見した。

――まず一言

 けがして試合を見るだけで、滑らない日々が長く、きつい時期を過ごしてきました。今、五輪のリンクで滑ることができてうれしく思います。いろんな方のメッセージをもらって、感謝の気持ちでいっぱいです。

 ――いつから3回転、4回転を練習したのか

 3回転半は3週間前、4回転半は2週間か2週間半前と記憶しています。

 ――オーサーコーチが先に韓国入りした後、トロントではどんな調整をしたか

 スケーティングの練習もしたし、ジャンプのフォームや感覚を確認した。

 ――どう乗り越えた

 戻ってこれるか、戻ってこれないかは考えなかった。NHK杯の時は痛み止めを打って出ようかと思ったが、足首が動かなくなった。実際に今は滑っている。この夢に描いた舞台で、夢に描いた演技をしたい。

 ――メインリンクで滑ってみて

 非常に感覚はいい。まだ跳んでいないジャンプもある。計画に沿って、臨機応変にピークを作りたい。

 ――4回転ジャンプはどうするか

 ループに関しては言うことはないかな。たくさんの選択肢がある。クリーンに滑れば絶対に勝てる自信はある。

 ――何が苦しかった

 つらかったことは特にない。ただひたすらやるべきことをやってきた。不安要素はないです。



 会見には海外メディアを含め約150人の報道陣が詰めかけた。男子のショートプログラム(SP)は16日、フリーは17日に行われる。

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