平野歩夢が3位で決勝進出 「1440」温存も高得点!ソチ銅・平岡は予選落ち

[ 2018年2月13日 15:07 ]

平昌冬季五輪 スノーボード男子ハープパイプ予選 ( 2018年2月13日 )

男子ハーフパイプ予選の平野歩夢(AP)
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 平昌五輪は13日、スノーボードの男子ハーフパイプ(HP)予選が行われ、前回ソチ五輪銀メダルの平野歩夢(19=木下グループ)が3位に入り、順調に14日の決勝に駒を進めた。片山来夢(22=バートン)が5位、16歳の戸塚優斗(ヨネックス)は10位で予選を突破。ソチ銅メダルの平岡卓(22=バートン)は予選落ちした。

 金メダル獲得を狙う平野は、1回目で、軸をずらして縦に2回転、横に4回転する「ダブルコーク1440」は披露せず、高さをアピールしたダイナミックな滑りで87・50点をマーク。2回目は最後のヒットで「ダブルコーク1260」を披露。「1440」は温存しながら難易度と精度を上げて95・25の高得点をマークし、予選突破を決めた。

 W杯優勝経験者の片山は1回目85・50から2回目90・75とポイントを上げ5位通過。今季のワールドカップ(W杯)で種目別優勝を果たした戸塚は1回目で80・00をマークし、10位で決勝進出を決めた。

 1回目に「ダブルコーク1080」からの流れで着地に失敗し、26・00に終わったソチ銅メダルの平岡卓(22=バートン)は2回目は75・75点としたものの、惜しくも13位で予選落ちした。

 五輪2大会金メダルのショーン・ホワイト(米国)が1回目に93・25点、2回目に98・50点と圧巻の演技で1位通過を果たした。

 予選は29選手が出場登録。予選は2回の試技のうち高い方の得点を採用し、上位12選手が14日の決勝に進出する。

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