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こだわり旬の旅

【北陸】伝統工芸体験 高岡市で鋳物製作、九谷焼の皿の絵付けも

[ 2020年1月15日 19:00 ]

能作で体験した新幹線型ペーパーウェイト作り。錫を流し込めば完成だ
Photo By スポニチ

 冬の味覚とともに北陸各地に受け継がれる伝統工芸。その一つが富山県高岡市の鋳物で、生産量No.1という「能作」=(電)0766(63)0001=で鋳物製作を体験した(1000円、要予約)。作ったのは北陸新幹線5周年を記念した錫(すず)製の新幹線型ペーパーウェイト。木枠の中に型を置き、ふるいを使って赤土を入れて固め、ひっくり返して型を取り、錫を流し込めばOK。長さ5センチ、高さ2・5センチ、幅1センチのサイズながら、ずっしりとして錫特有の輝きがあり重厚な感じだ。

 もう一つ、九谷焼の原料の花坂陶石が陶土となる過程を見学できる「九谷セラミック・ラボラトリー」=(電)0761(48)4235=では、皿の絵付けを体験した(送料込み2500円、要予約)。「九谷五彩」と呼ばれる鮮やかな5色の絵具を用いて熱帯魚を描いたが、隈研吾氏がデザインしたというおしゃれな建物内でのペインティングはとても心地よかった。

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