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こだわり旬の旅

【富山・石川・福井】伝統とモダンが融合 隈研吾氏設計のレストラン

[ 2017年2月5日 05:30 ]

隈研吾氏設計のレストラン「開花亭sou−an」
Photo By スポニチ

 北陸巡り最後の福井市では、20年東京五輪新国立競技場をデザインした隈研吾氏設計のレストランを訪ねた。JR福井駅から徒歩約10分の「開花亭sou―an」。「日本料理の魅力、素晴らしさを多くの人と共有したい」と1890年(明23)創業の老舗料亭「開花亭」がオープンさせたもので、2階まで吹き抜けのモダンな建物は2側面がガラス張り。その周りを和服紋様をモチーフにした木格子が覆い、隙間からは冬の木漏れ日を感じることができる。隈氏は「車などで破壊された20世紀の都市に変わって21世紀の柔らかな都市づくりのためのモデルケースになれば、という思いで設計した」とコメント。その中で食べる料理の味はまた格別で、幸せな気持ちになることうけあいだ。ランチ2800円から、ディナー6800円から。(電)0776(23)1009。

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