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良型連発、30年ぶり再訪で昔と変わらない根魚釣果~寿都湾矢追海岸~

[ 2022年5月13日 22:15 ]

4月23日、良型ハチガラを手に筆者
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】春マガレイも落ち着いた頃なので、対象魚を根物にシフトチェンジ。4月23日に日本海へ向かったが西風が強く、熊石から島牧の全域がシケ模様。波風を避けるべく選択したのは、弁慶岬の東側で寿都湾の矢追海岸だ。釣り会時代は毎春入釣していたが30年ぶりの再訪である。

 この釣り場は、カジカ、ハチガラを拾いながら横移動し、朝まずめに頭になるアブラコを仕留めるのがパターンだ。今回は移動なしで、夜間ハチガラが濃い横溝のポイントで同日午後6時半の日没とともに開始した。ホッケを寄せないためにオキアミは使わず粉コマセで、つけ餌はカツオのみである。1時間後から良型ハチガラがコンスタントに釣れ、日付が変わる頃には13匹になり当たりが止まったのでいったん、竿を畳んだ。

 翌24日、日の出4時半から再開した。夜間は溝の正面にハチガラがたまるポイントだが、アブラコは溝の入口となる左沖にイソメを付け竿2本打ち込んだ。三段引きの当たりで竿先を曲げ、露頭岩をかわしながら巻き上げたのは47センチアブラコだ!続けて2匹追加したが、浅場なだけに同6時を過ぎるとパタリとやみ終了した。

 日を改め5日の日本海にチャレンジしたが、波風強い同じ条件だったので再び矢追海岸に入釣し午前3時にスタートした。竿出しとともに29センチハチガラ、40センチカジカ、日の出には50センチ、47センチのアブラコが釣れたが、6時を過ぎると右からの爆風が吹き出し3時間ほどで強制終了となった。

 熊石方面がシケのため2回ともに寿都湾釣行となったが、昔と変わらず根魚釣果に満足の帰宅となった。
(苫小牧市・小坂 誠二)
 

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