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待ちに待った解禁!さあ渓流釣りへ…アマGO!!

[ 2019年2月27日 14:24 ]

岐阜県・長良川上流郡上地区

きれいなアマゴが釣れました
Photo By スポニチ

 【釣りラブ】アマゴを中心にイワナなども狙う、ファン待望の渓流釣りがこれから各地で続々と解禁日を迎える。まだ冷え込みの厳しい日も多いが、これから水温や水位も上昇してくると活性も上がってくる。ひと足早く2月10日に解禁された岐阜県の長良川上流部の状況を、中部銀映会の白滝治郎氏にリポートしてもらった。

 長良川上流郡上地区の渓流釣り。例年は凍てつくような寒さの中での解禁となるが、今年は気温も午前8時の段階で1・5度と氷点下にならず、水位も数日前の降雨によって平水まで回復。まずまずの条件下でこの日を迎えた。

 入川者数も例年並みの約400人(郡上漁業協同組合調べ)とにぎわい、成魚放流ポイントだけでなく、天然魚狙いの釣り人も支流を中心に多く見られた。釣果は成魚放流ものを狙った人でアマゴ17〜22センチを20〜30匹といったところだった。

 天然ものは栗巣川や那比川、粥川といった支流で釣果がみられ、サイズは15〜18センチと小ぶりながら10匹前後は釣れていた。中でも、那比川、粥川では昨年秋に10〜15センチを秋に放流。これが、天然ものと遜色のないきれいな魚体に育っていたようだ。

 今年は現在のところ降水量が少なく、河川の水量も渇水となってきているが、今後はひと雨ごとに天然魚の活性が上がってくるものと予想される。長良川本流においても、例年だと3月下旬ごろから本格化してくるが、やや早めに釣れ始めるのではないかと期待している。

 一方で、長良川は昨年7月に豪雨災害に見舞われており、各所で災害復旧工事が行われている。早いものは3月いっぱいで完了する予定。その他の工事もいったん中断され、秋以降に再び行われる段取りとなっているが、いずれにしても1年前とは川相に変化が生じているポイントが多い。この点は入川に際して注意してほしい。

 問い合わせは郡上漁協=(電)0575(65)2562。 

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