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本田圭佑 日本代表がボール支配も…「カウンターを狙った方がいい」 サイド攻撃多用に「逆に厳しい」

[ 2022年11月27日 19:45 ]

W杯カタール大会1次リーグE組   日本―コスタリカ ( 2022年11月27日    A・ビン・アリ競技場 )

本田圭佑
Photo By スポニチ

 サッカー元日本代表MFで「ABEMA FIFAワールドカップゼネラルマネージャー」の本田圭佑(36)が27日、サッカーW杯カタール大会1次リーグE組・コスタリカ―日本戦を放送する「ABEMA」で解説を務めた。

 試合開始直後から日本はボールを支配するも、コスタリカが4バックから5バックにシステム変更したことにより、なかなかサイドからの攻めで決定機をつくることができない。

 本田は試合前に日本のスタメン布陣を見て、森保監督の狙いは「サイドから崩す」と指摘していたが、コスタリカが5バックにしたことにより「サイドからの攻めを一気に封じられた」と解説していた。

 そして日本がコスタリカに攻められると「この状況の方がいいと思っている」と、自陣に攻めさせてから「カウンターを狙った方がいい」と、サイド攻撃からの作戦を変えるべきとした。

 ただ、「カウンター狙うつもりがないから、マインド的にスイッチ入ってない」と日本の選手たちの心理状況を分析。直後に、日本が中盤でボールを奪うと、前線が裏を取る動きも、ボールを下げた。これに「意識がないから出さない。逆に厳しい。(ボールを)持てるけど」と突破口が見つからないとした。

 突破口として「ボランチの裏を突きたい」とし「今回の戦術はドイツ戦と打って変わってすごくセンスのいる(戦術)。引いた相手を崩すっていう戦術なので甘くない。かなり細かい。戦術のニュアンスが、前みたいに5バックにしたらいいとか、ズーレのところを仕掛けろみたいなシンプルではない」と語った。

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2022年11月27日のニュース