×

川淵三郎氏は浮き足だつ国内の空気戒め 浅野V弾は「100年記録に残るシュート」と絶賛も…

[ 2022年11月27日 17:47 ]

川淵三郎氏
Photo By スポニチ

 元日本サッカー協会会長で、Jリーグ初代チェアマンも務めた川淵三郎氏(85=日本トップリーグ連携機構会長)が27日、テレビ朝日「タモリSTATION ドイツに歴史的勝利!!日本サッカー運命の決戦直前SP!!」(後5・00)に生出演。日本時間27日午後7時キックオフとなるFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組第2戦・コスタリカ戦に向けて気を引き締めた。

 森保一監督(54)率いる日本代表は23日の1次リーグ初戦で強豪ドイツに2―1で逆転勝ち。W杯16強が最高成績という日本がW杯を4度制したドイツを撃破したことで世界に衝撃が走った。ドイツ戦の様子を番組で振り返った後、元日本代表FW中山雅史氏(55)が浅野の決勝ゴールについて「僕だったら外してます!」とまずは笑わせ、続いてコメントを求められた川淵氏は「これ、ワールドカップが続く限りは、日本は必ずこのシーンは出て来ます。100年記録に残るシュートだと思います」と浅野のゴールを称えた後で気を引き締めることも忘れなかった。

 日本はこの日のコスタリカ戦も勝って2連勝とすると、もう1試合の結果しだいでは決勝トーナメント進出が決定する可能性もあるが「きょうはね、絶対に勝たないと。最終戦まで持ち込まれるとほとんど難しいと思いますよ」と1次リーグ最終戦の相手が強豪スペインであることも踏まえて厳しい表情。「そこまで相手(コスタリカ)は本当に弱くありませんから」とドイツ戦勝利で浮き足だつ日本国内の空気を戒めた。「だから、きょうはもう何がなんでも、このドイツ戦の勝利を生かすためにこそ勝たないと。それは誰よりも選手が一番分かっていると思いますね」と話していた。

続きを表示

2022年11月27日のニュース