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W杯デビューの山根 「点取るためのアイデアは、もう一工夫必要」 スペイン戦へ向上心

[ 2022年11月27日 21:38 ]

<日本・コスタリカ>後半、ボールに足をのばす山根(右)=撮影・小海途 良幹
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は27日、コスタリカと対戦し、後半36分に失点して0―1で敗れた。酒井の負傷欠場によって右サイドバックでW杯デビューした山根がバックアッパーとして穴を埋めた。

 前半から持ち前の攻撃力も発揮。同8分には中央にくさびのパスを供給。同18分には、鎌田のパスに反応してペナルティーエリア内に侵入するなど積極性も見せた。「嬉しさはあったが、今日の相手は自分の特徴を出しやすい相手だったと思うので、もうちょっと自分のところから出せれば」とW杯デビューに満足はしなかった。

 後半17分に三笘と交代するまで、コスタリカ攻撃陣に枠内シュートを許さなかったが「勝ち点が欲しかった。5枚でブロックをつくってこられると単純な攻撃というよりは複数人絡んで目線を、どんどん変えていく攻撃が、後半増えて得点の匂いのするシーンが増えたが90分間やれたらよかった」と反省した。

 コンビネーションに関しては「5枚に対して5人の選手を動かしていかないと、なかなかゴールラインに侵入するのは難しいと。点取るためのアイデアは、もう一工夫必要かな」と話した。1次リーグ最終戦のスペイン戦へ「終わりじゃないし、もう1試合あるので、そこに向けて切り替えてやっていこうと思う」と前を向いた。

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2022年11月27日のニュース