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森保監督 2戦目へ切り替えが大切と強調「ドイツ戦の勝利がコスタリカの勝利を約束するものではない」

[ 2022年11月27日 01:23 ]

<日本代表会見>会見に臨む森保監督(撮影・小海途 良幹)
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 サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本は27日午後1時(日本時間同7時)から1次リーグE組第2戦でコスタリカと対戦する。試合前日の26日、森保一監督(54)とMF遠藤航(29=シュツットガルト)が記者会見に臨んだ。

 ――コスタリカ戦に向けて
 森保監督 ドイツ戦後の3日間で我々にできるいい準備をした。明日の試合に向けても選手たちにはチーム一丸となって、粘り強く最後まで戦う。勝利を目指してアグレッシブに、我慢強さを持って戦ってほしい。コスタリカ戦も国民の皆さんに喜んでいただけるようにベスト尽くしたい。

 遠藤 非常に大事な試合になると思っている。ドイツ戦同様タフで厳しい戦いになるが、チーム一丸となって勝ち点3をとれるように頑張りたい

 ――コスタリカは0-7でスペインに負けている。どんなプランで試合に臨むのか?中3日で疲労や先を見据えた起用などは?

 森保監督 コスタリカも非常に身体能力の高い選手も多い。組織としてもタフに戦える、力のあるチームだと思っている。初戦は0-7という大敗をしたが、だからこそコスタリカが我々との戦いにかけてくる。どういう戦いを仕掛けててくるかは分からないが、前から来てもこれまでどおり守備を固めて戦いを挑んできたとしても、状況に対応して最終的には勝利できれば。選手起用については、明日のベストと言うことを考えている。メンバーは試合前の発表を楽しみにしていただければ。

 ――日本はドイツに勝って注目された。精神的な面で重要なことは 森保監督 世界のトップオブトップの強豪に勝てたことは、日本サッカーの成長であり、素晴らしい選手たちが戦ってくれたということで、誇りに思える結果だが、ドイツ戦での勝利が明日のコスタリカの勝利を約束するものではない。対戦相手も違って戦い方も整理しなければコスタリカ戦はものにできない。切り替えることが大切

 遠藤 個人的には何も決まっていない気持ちは強い。2戦目が大事になるとずっと予想していた。相手は後がない状況で何が何でも勝ち点3、という状況でくる。自分たちは次も同様に勝ちに行かなければいけない。

 ――疲労感や脳震とうの状況は?次に向けての状態は
 遠藤 脳震とうは問題ない。今回は中3日での連戦だが、個人的にはよりコンディション良く明日の試合に挑めると思う。

 ――選手起用も難しいのでは?動くべき?動かないべき?
 森保監督 コスタリカ戦で勝利するためにベストなメンバーを選ぶ。状況に応じて選手の交代策を考えるということに変わりはない。素晴らしい選手がベンチに準備してくれているので、状況に合わせて、最適と思える交代策を考えていくだけかなと思っている。明日の試合もスタートの選手、ベンチから試合途中にピッチに入る選手、チーム一丸となっていければ。

 ――コスタリカは森保ジャパンで初めて対戦した。成長を示す場にもなる
 森保監督 チームとしては目の前の一戦に勝利を目指して戦うこと、最善の準備をすること、それを明日も実践したい。私自身がすごいと思っているのは選手たちが世界で勝っていくために、個々の力を磨いて、レベルアップしてきてくれた姿を見れたというところ。この成長が一番かなと思っている。

 遠藤 選手としては4年前と比べてどうかといわれると、代表に残り続けなければいけない状況で、1人1人が競争を勝ち取ってここに来たメンバー。ぼくも前回からスタメン取りたいと思ってきた。コスタリカ戦はドイツ戦同様4年間の集大成。それを最後まで続けられるか。ドイツ戦のパフォーマンスをキープして勝ちに行くだけ。

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