G1周年記念競走展望

【山崎智也】関東地区戦V、好調をキープ

[ 2013年5月10日 06:00 ]

26年ぶりに黄金のヘルメットを関東地区に奪還した山崎智也
Photo By スポニチ

 妻である横西奏恵さんの電撃引退直後、26年ぶりに黄金のヘルメットを関東地区に奪還。関東で最も熱い走りを提供しているのが山崎智也だ。

 賞金王を制した後、地元の桐生で迎えた正月レースで軽く優勝。群馬支部相手に無敵ぶりをアピールした。続いてF休みに入った浜野谷不在の関東地区選をVで飾り、関東エースの座を完全にモノにした印象だ。

 デビュー5年目となる97年、からつダービーでSG初優出、初優勝。飛ぶ鳥を落とす勢いでボート界のトップレーサーに昇り詰めた山崎だが、近年は勢いが止まり一昨年の優勝は桐生の一般戦だけだったが、結婚を期に完全復活を遂げたのだ。

 今大会の開催地になる平和島は一般戦での3Vだけ。しかし、記念を中心にコンスタントに優出を決めており、2000年の賞金王決定戦では準優勝、そして今年3月の総理杯では大外からのまくり差しで準優を2着で突破、優勝戦(5着)まで駒を進めており水面相性に問題はなさそう。マーク差しから一撃スタイルまでこなす柔軟かつ豪快なレース運びに期待したい。

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