浅草芸能大賞を故・林家正楽さん、奨励賞を春風亭一之輔が受賞　一之輔「寄席芸人はすごいんですよ」

第40回浅草芸能大賞の授賞式。左から、大賞の故・林家正楽さんの代理で出席した林家楽一、奨励賞の春風亭一之輔、新人賞、桂小すみ
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　第40回浅草芸能大賞の授賞式が16日、東京・浅草公会堂で開かれ、大賞を紙切りの故・林家正楽さん、奨励賞を落語家の春風亭一之輔、新人賞を音曲師の桂小すみが受賞した。

　正楽さんは今年1月21日に死去。弟子の林家楽一が代理で受賞した。奨励賞の一之輔は受賞が決まった後、正楽さんと会った際に2人で喜んだことを明かした。「上野の鈴本演芸場の前で師匠とお会いしたんですけど、“うれしいね～、うれしいね～”と言ってハグしまして。本当にうれしかったですね」と笑顔で生前の様子を明かした。「いろんな芸能界の方が受賞される賞ですけど、寄席芸人が新人賞、奨励賞、大賞とすべて受賞するのは初めてだと思うので、それがうれしい。寄席芸人はすごいんですよ、本当に。ぜひ寄席にお越しください」とアピールした。