「ふてほど」令和に順応も“異物”市郎タブレット注文まだ苦手?ネット爆笑「炙り〆鯖200皿来なくて…」

[ 2024年3月16日 20:15 ]

金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第8話。小川市郎(阿部サダヲ)と犬島渚(仲里依紗)は乾杯(C)TBS
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 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は15日、第8話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 第8話は「1回しくじったらダメですか?」。令和にタイムスリップしたムッチ先輩こと秋津睦実(磯村勇斗)は、息子の秋津真彦(磯村勇斗)と対面。小川純子(河合優実)が自分と入れ違いで昭和に帰ったことを知った上に、井上昌和(三宅弘城)から“ある話”を聞くと、突然パニックに?同じ頃、EBSテレビのカウンセラー・小川市郎(阿部サダヲ)の元には、過去に起こした不倫スキャンダルのため閑職に追いやられていた入社7年目のアナウンサー・倉持猛(小関裕太)が相談に来る。復帰のメドが立ったものの、リスクマネジメント部長が栗田一也(山本耕史)に代わり、白紙に戻され…という展開。

 今度は不倫などの不祥事とSNS上におけるバッシングの問題に一石を投じた。

 市郎は犬島渚(仲里依紗)とファミリーレストランへ。慣れた手つきで注文タブレットを操作し、令和に残った理由について「今の時代、俺みたいな異物が混入していないとダメだと思うんだな」「そう、不適切なヤツ。世の中が多少マシになって、渚っちや秋津や倉持みたいな若い連中が、幸せになるまで見届けねえとさ。昭和戻っても、あんな未来のために働きたくねえって思っちゃうでしょ?」ーー。配膳ロボットが酎ハイのジョッキを5個も運んでくる。「おい、そんなに頼んでねえよ、バカロボコン!」。2人は笑って乾杯した。

 初回(1月26日)、令和にタイムスリップした市郎が居酒屋で炙り〆サバを200個(15万6000円)もオーダーしたことが思い出された。SNS上には「相変わらずタッチパネルの注文が下手な市郎wよかったよ、炙り〆鯖200皿来なくてw」「小川市郎の順応性の高さよ…永遠に配膳され続ける炙り〆鯖を思い返すと胸熱」「タブレット注文、使いこなせるようになったじゃんって思ったのに、使いこなせていなかったw」「令和に順応している中、タッチパネルは相変わらず使えない市郎。好きだよw」「純子ちゃんが令和のいいところを持って帰って人生に前向きになり、小川先生は異物の昭和を持ち込んで令和で寛容さを周囲に説いて変えていく。素敵だなあ、この親子」などの声。視聴者の爆笑も誘った。

 次回は第9話「分類しなきゃダメですか?」(3月22日)が放送される。

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