高嶋ちさ子 恩師の登場にひょう変 頭下げ感謝「地獄で神に会ったような気分でした」

[ 2024年3月16日 15:14 ]

高嶋ちさ子
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 バイオリニストの高嶋ちさ子(55)が15日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。世界的バイオリニストの恩師に頭を下げる場面があった。

 MCの藤ヶ谷太輔が高嶋の恩師である、イェール大学音楽院の元教授で世界的バイオリニスト・池田菊衛氏を取材。池田氏が当時、連れていってくれたという日本食屋の写真が出されると、「ほんとに?先生…うそ」と動揺。すぐに立ち上がり、「先生、すみません。お忙しいのに。世界的なバイオリニストです」と取材に応じてくれたことに感謝し、頭を下げた。

 高嶋がイェール大学の留学中に池田氏が教授を務めていたという。藤ヶ谷は「先生は日本だけでなく、海外でずっと演奏されていたり、世界で活躍されている方なので、大学で高嶋さんとは会いましたけど、そこから離れて。当時のことは覚えてて、何年後かにたまたま日本に帰ってきて、たまたまテレビをつけたときに、高嶋さんが出てらして。“うちの両親が歯周がして…”って言ってるのを聞いて、“え?これは僕が教えてたあの子か”って、凄い衝撃を受けて、びっくりしたって言ってました」とエピソードを明かした。

 高嶋は「たぶん猫かぶってた」と苦笑。「人生で一番弱ってた時にお会いした先生。ホームシックで本当に死んでた時に救っていただいたんです。本当にお世話になった。地獄で神に会ったような気分でした」と回顧。「英語がまったくできない状態で行ったんですよ。音楽は世界の共通語だって、聞いていたんですけど、何も通用しなくて。“カフェテリアどこですか?ってどうやって聞くんだよ!”って。本当に何も通じなくて、どこからどうみても日本人だ!と思って、ワーン!って(泣きついた)」と懐かしんだ。

 藤ヶ谷は池田氏とともに高嶋の公演「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」の映像を見たといい、池田氏は「面白かった!」と言っていたそうで「技術も高いし、個性もちゃんとあるから、それも面白いし、エンタメとして凄く面白いよ。イエールの学生はマジメに弾く人が多いけど、当時から高嶋さんが感性とか、感覚で弾く人だった」と話していたという。そんなコメントに、高嶋は「ちょっと汗が噴き出てきた。やめて~!!」とタジタジ。

 当時は教師と生徒の関係だったことから共演経験はない。藤ヶ谷から「今、(共演は)どうですか?」と聞かれた高嶋は「恐れ多くて…やめて」と苦笑い。池田氏は「全然、僕はいいよ。でも、いろいろスタイルが違うから、どっちの曲のどう合わせるかを決めないとね」と話していたそうで、これに高嶋は「たら~!!!」と冷や汗。「本当にお優しい先生で」と感謝した。

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